逃げられないつかみ方

うなぎといえばぬるぬるしていてつかめない、そんなイメージを皆さん持っていると思います。うなぎは、エラ呼吸の他に皮膚呼吸を行う事ができる魚で、全呼吸の60%くらいを皮膚呼吸でまかなっているのだそうです。しかし、皮膚から酸素を取り入れるためには、皮膚の表面に水分が必要となります。そこで、皮膚表面にぬるぬるした粘液を分泌し、そこに水分を蓄える事で、皮膚呼吸によって陸上での活動をも可能にしているのです。

ですからあれだけ表面がぬるぬるしていて、なかなかつかまえることが出来ないのです。では、どうしたらつかめるのでしょうか。うなぎはもちろん全国でおいしく食べられる専門店もありますし、取り扱う業者は多数います。そんな業者さんはいったいどのようにうなぎをつかまえているのでしょうか。

実際にうなぎを扱う業者さんがやっている方法を説明します。うなぎはただそのままつかむと滑って逃げられてしまいます。うなぎを扱う業者さんはまず人差し指と薬指の上にうなぎを乗せ中指をその上にかぶせる様にするんです。こうすることによってうなぎは動けなくなります。つまり、うなぎをWのような状態にしてクネクネすることをできなくさせると簡単につかめるようになります。

道具をつかってつかまえる

業者さんのようなつかみ方以外にはどんな方法があるのか。ここでは道具を使った方法も説明していきます。まずぬるぬるしている上に、くねくねと体を動かすためなかなかつかまえることができません。

つまり、なんとかしてくねくねすることを止めることが重要になります。うなぎの動きを良く見てみると尻尾がかなり自在に動いており尻尾を上手に使い後ろに進んだり、巻きついたりするのも尻尾を使っています。そこで使う道具が濡れタオルです。これで尻尾をつかまえて持ち上げてしまえばぬるぬるで滑ることもなくもなく、ダラーとなった感じで真っ直ぐに垂れ下がります。くねくねすることも巻きつくこともしなくなります。あとはハモばさみと呼ばれる道具でも簡単につかまえることができます。

これはハサミについたギザギザがしっかりと身にくいつくためつかむことが出来ます。ただし胴体の真ん中あたりをつかんでしまうとくねくね暴れてしまうので、つかむ場所は頭から少し下がった首あたりがいいです。いずれの方法もうなぎの表面にでているぬるぬるをなんとかしてしまえばつかむことは出来そうです。どうしても直接触れないという方はこういった道具を使えば簡単につかまえることができます。